氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

玄庵塾(令和01年度第01回)を開催いたしました

数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問いただきありがとうございます。

 

毎月第2土曜は経絡治療の経験が3年以上の方を対象とした玄庵塾です。令和01年度の第1回を開催いたしましたので、その報告をさせていただきます(文責:サイト管理人C

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理論はシンプルなゆえに、治療の成否を左右するのは押手と取穴の正確さ、手技です。経絡治療、氣鍼医術の手技の心構えとして「九鍼十二原篇」が紹介されました。

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古典という基礎の上に臨床で培われたものが積み重なっていきますね。

 

受講生より、灸頭鍼などやってみたもののさしたる成果のでなかった症状に対して、脉締(みゃくてい)を得られるまで氣鍼を行ったところ、症状が霧消した、脉締がいかに信頼できるものであるかが改めてわかった、との臨床報告がありました。

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脉締こそが氣鍼医術の再現性の高さの根拠となっているものです。再現性がないことについて葛野代表は常々「藪に鉄砲を打つ」という例えをされます。聞いたときは納得するのですが、それをなかなか伝えることができませんでしたが、今回の症例報告のように灸頭鍼が効かせられなかった、という例こそが再現性の低さであることを改めて教えられました。

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二手に別れて臨床実技です。患者役はどちらも女性でしたが、偶然にも証は両方とも脾虚腎虚となりました。

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証立ての前段階である奇経診断、婦人科系に滞りがある場合は公孫が反応します。公孫ー合谷、公孫ー内関などです。

 

脾経の公孫が反応するとなぜ婦人科を疑うべきなのか、公孫は奇経の衝脈に属します。衝脈は胞中に起こるからですね。

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証が定まり、本治法が終わったあとも、症状に対して様々な手技が試され、押手や取穴の正確さの重要性が再確認される機会となりました。

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婦人科にはなにより三陰交へのお灸です。症状のある方はもちろん無い方にも、三陰交への施灸を習慣としていただくようにどうぞお伝えください。

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《氣鍼医術臨床講座》

第1日曜 普通部(経絡治療の経験がゼロ〜3年)

第2土曜 玄庵塾(経絡治療の経験 3年以上)

単発受講も受け付けております。お申し込み&お問い合わせは

kishin.ijutsu@gmail.com までお気軽にどうぞ


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