氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

ホースで水を遠くに飛ばすためにはどうする?

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水圧をあげればいいんですよね、そうすれば水は遠くに飛びます。水圧をあげるためにはどうするか、水量を増やす、もしくは押し出すポンプの力を強くする、です。

 

気血を全身にくまなく巡らすためには、気血の通るホースの圧をあげる必要があります。

 

高血圧の害はもちろんありますが、かといって圧をさげすぎると気血が巡らなくなります。降圧剤の頻用によって脳梗塞が多発しています。本来なら血流で流してしまえるはずの梗塞を、圧がさがったがために流せなくなり、それが詰まるのです。

 

気血を巡らすために必要な圧のある健康な脉、それが脉締(みゃくてい)時の脉です。脉が広がっていては、気血を巡らす圧が乏しいのです。

 

気血を全身に巡らすために、自然治癒力を高めるために、氣鍼医術は治療目標を脉締して良脉となることに定めています。

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脉締とは「広がった脉状が細く縮まり、堅い脉状が柔らかくなり、噪がしい脉状が静かになり、脉が締まること」、良脉とは「中脉よりやや下に在り、細く締まり、艶と和緩と時季脉を帯び、滑らか、且つ律動的な脉状」と定義されています。

 

脉締とは胃の氣を得ること、良脉とは胃の氣が充実した脉です。力強い生命力そのもの、この生命力を最大限に高めることで病苦・病症が除去されるのです。

 

これが氣鍼医術の治療目標です。

 

 

11月18日は子午鍼法実践講座です♪ 

 

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