氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

「前立腺がん」が不問奇経診断で判った症例

男性会社役員 77歳

「右肩が痛くて動かせない」と訴えての来院。

 

右肩結髪動作・結帯動作でも 大腸経に痛み。

 

回内動作でも肩全体に痛み

f:id:kishin-ijutsu:20181017064549j:plain

子午診断


「大―腎」で診断つかず。

珍しいなと思っていたら「脾―三」で締まった。

脾虚かな、と思ったら、母経絡の心包経が締まった。

f:id:kishin-ijutsu:20181017064626j:plain

奇経診断


なんと、右「外関―陥谷」ではなく右「公孫―内関」が締まってしまった。ということは、今までに何回も取り上げてきた症例である。つまり、男性は前立腺関係、女性は婦人科系の疾患が必ず存在する。間違いない。

f:id:kishin-ijutsu:20181017064823j:plain

「こりゃ肩の痛みより、前立腺に問題がありますね」というと目をむいて「そんなこと、なんで判るの?」と驚いて、「問診票には書かなかったけど、今、前立腺がんの治療中なんですよ」「肩はもちろん治りますが、前立腺がんにもとてもいいですよ。続けて治療しましょう」

f:id:kishin-ijutsu:20181017064917j:plain

主訴の肩の動作痛除去は至って簡単。

 

標治法


右肩動作痛に対して、頚椎5・6・7、胸椎1間の陥凹部位に1番鍼ステンレスを軟骨に当たるまで静かにそっと入れて、そっと抜くだけで動作痛は取れてしまった。患部は一切触る必要なしである。

f:id:kishin-ijutsu:20181017064944j:plain

最後までお読みくださりありがとうございます

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

↑クリックしていただけると励みになります

 

www.kishin-ijutsu.com