氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

鍼歴2ヶ月の小僧にも腰の熱がとれた!

数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問いただきありがとうございます。本日のテキストはサイト管理人Cが担当いたします。

さ、彦摩呂の口調でみなさん御一緒に。

研修生デーはネタの宝石箱や!

毎週土曜は漢医堂研修生デー。昨日は大雨でしたが、遠方からわざわざお越しくださった新患さんあり。2ヶ月治らないという腰痛、ヘルニアの一歩手前でした。

痛み止めを服用しつつ日々の業務をこなされていたそうですが、痛みとは体からのサイン、それを封じてしまうと体は治ったと勘違いをして無理をしてしまう。当然体への負荷は強くなるので、治るものも治らない。薬毒がたまるから肝臓にも負担をかけ、いくら治療をしても体が自ら治ろうとする力の妨げとなる、週末の1日だけでも痛み止めは飲まないように、また、患部の炎症をおさめるための冷湿布は必要ですが、ロキソニンなどの成分が入っていないものを、という指示がありました。

ちなみに、管理人がロキソニンでやられた際に治療していただいたエントリーが↓こちら。

 

雨でずぶ濡れの患者さん、脈を見ようと手をとったなら、あまりの冷たさにびっくり。濡れて冷えたのでしょうか。風邪が入ってますね、と葛野先生は言われましたが、私は風邪脉の数(さく)を捉えることができませんでした。

なぜか、私が脉をみたときは既に葛野先生がいろいろとされた後だったのです。患者さんが来られてすぐ、ベッドに横になられてすぐの一番ひどい状態の脉を私は診ていないのです(ダメじゃん!!

わかる人にはその脉が(どの?)もともとは風邪脉であったけど、治療を施された後の締った脉だということがわかるのでしょうけれど、私には穏やかな脉としか感じられなかったのです(ダメダメじゃん!!

さて、治療の後はお待ちかね、葛野先生の体にいろいろさせていただけるありがたい時間です。

腰が重いから背中に氣鍼(きしん)して、と指示が。

※「氣鍼」とはこちら↓をご参照くださいませ。

えーっと、えーっと、どこに何したらいいのかしら、そうそう、背中を掌で撫で降ろして熱のあるとこを探すんだっけ

大椎から下までずーっとやって

えーっと、えーっと、左手の示指で凸凹を探りながら、指がひっかかったとこで押手を作ります。

氣刺鍼ではなくて氣鍼、ぎりぎり接地という加減がどうも掴めません。刺手にばかり意識が向くと押手がおざなりに。

抜くときもちゃんと押手して

瀉法なんだから、邪をひっぱりだすつもりで

氣をしっかり入れて

できてるかどうかわかんないけど、氣を入れる「つもり」で、邪を引っ張り出す「つもり」でやりました。

そしたらですね!

ちょっとは手が慣れたのか、ベタベタの三日月だった押手がちょっと満月に近くなりましたよ(嬉。

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腰の重さほとんどなくなったわ、こんなん3年生でもでけへんで、と言っていただけてうっかり喜びそうになりますが、もちろんこれは私の出来がいいのではなく(当たり前)氣鍼医術という技術の凄さなわけです。

まだ熱もってるとこないか?

触ると、脊中から腰陽関までがもうちょっと熱いです。

じゃあそのあたりに、もっかい氣鍼やって

もっかい氣鍼をやりました。

びっくりー。

熱かった箇所がすっかり冷たくなっているではないですか!!熱が取れたのですね。両側の阿是穴のあたりにあった盛り上がりも平になっています。脉も締まっています。

人体の神秘に恐れおののきます!

鍼ってすごいやろ?と葛野先生はおっしゃいますが、すごいのは鍼ではなくて氣鍼医術です。鍼を触ってまだ2ヶ月の私にも腰の重だるさをとることができるのは、即効力・再現力・治癒力の3つを同時実現する氣鍼医術だからこそ、です。

 

最後までお読みくださりありがとうございます

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