氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

患者さんの言うことは鵜呑みにしてはいけない

問診時の注意点です。

 

 1:「普通」の便通とは?

 

便通はどうですか?と尋ねたところ、「普通です」とのお返事。 

 

普通といわれますと、毎日とか、2日に1回とかですか?

 

「1週間に1回くらいです」

 

それ普通じゃないですよ、便秘じゃないですか!

 

「子供のころからこうだったので、これで普通だと思ってましたが違うんですか?」

 

冗談みたいな本当にあった話ですが、「人によって・普通・当たり前が異なる」ことの典型です。具体的に何回とか数値を聞かないとえらい目に合うという話です。

 

2:血圧に関しても「普段の血圧はどれくらいですか?」という質問に「普通です」の返事をもらってはいけないということですね。「95の160ですかな」と数値を聞かなくてはいけません。

そうすれば「やや高い目ですね、血圧を下げる治療もしときますね」ということができます。

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3:眠れないという話

 

「先生、眠れないんです。3時ころに目が覚めちゃうんです」

 

何時ころに床に就くんですか?

 

「9時半ころかな」

 

10時に寝付いたとしても、5時間寝れてるじゃないですか。65歳なら全く問題ないですよ。そのあとは?

 

「4時から7時まで寝てます」

 

そりゃちゃんと寝れてますやん

 

「でもすっきりしないんですよ、10時に寝た時は5時まで寝れるんですが、もっと寝ときたいんですよ」

 

これは眠りの問題じゃないですね。身体自身のだるさであって、飲みすぎとか食べすぎとかほかに問題があります。体重を減らしてお酒もほどほどに、5時間睡眠のときは昼寝を20分ほど。そうすれば午後の仕事が楽になります。耳栓してアイマスクという昼寝体制をつくることを提案させていただきました。

 

昼寝の10分は夜寝の1時間に匹敵するという研究もあるくらいですからね。

 

初出:2016/11/04

 

最後までお読みくださりありがとうございます

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