氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

風邪治療には自信があります

「先生、風邪が入ったみたい」

55才 女性 会社役員

「喉に違和感が出てきて肩が凝ってます。明日から出張です。よろしく」

 

気鍼医術は風邪治療には自信があります。慣れた患者さんは子供から大人まで病院には行かずに来院されます。

 

全く簡単明瞭な診断システムで診断治療ができます。今回も15分の治療後「先生、ウソみたいに楽になりました」と帰っていった。

  

治療

 

腹気鍼診断

中脘・下脘が締まり巨闕・期門が実邪 

この診断のすごいところは、この段階で肺脾の虚、相剋の肝とその子の経絡、心経も実ということから肺虚肝心実証が推測診断できてしまうのだ。

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奇経診断

しかしこれだけでは確定できない。確定診断がする補助診断法こそが奇経診断法である。

この場合奇経「申脈―外関」が想定できる。ところが左か右かが判定できない。ここは大切なところである。

肺の虚が右か左か、肺経の両魚際にはりを当てることで診断できる。

つまり脉締する側を虚経つまり本治法における主証がまずは決定できるのである。

この患者さんは左の魚際穴が脉締したので、奇経診断はその子午国交経絡の右の申脈・N―右外関・Sにあてたところ脉締した。

つまるところ「肺虚肝心実証左から」ということが決定するのである。

 

インフルエンザから鼻水風邪、腸風邪までしっかりと気鍼医術では対応できるのだ。

 

初出:2016/09/22

 

最後までお読みくださりありがとうございます

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