氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

整体に通っても治らない坐骨神経痛

56歳女性(製造業パート)

週1回整体に通っているが身体中が痛む。特に左でん部付け根に坐骨神経痛の痛みが走る。

座位から立ち上がるとき、また朝起き時に左腰から足に痛みがある。今日もここまで電車で来るのに痛みを我慢しながら来たという。

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子午診断左でん部膀胱経に対し左肺経の列缺でやや脉締、しかし一番ではない締まり方。ということは腎虚の母としての肺経の虚である可能性があると推測する。左腰に対し(胆経)左の心経通里が締まる。

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奇経診断

右合谷―右臨泣で脉締

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上記複合診断より、腎虚心虚証左同側合水穴使用

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標治法

腰部督脈・左膀胱経に補的気鍼の②を加え、督脈上へこみに一点瀉法灸(絹糸の太さ)

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帰り際に受付で「足が全然痛くなくなりました。こんなの久し振りです。」と喜んで帰って行った。工場労働だからしばらくは痛みが出たり入ったりでしょうと継続治療で完治を目指すことにしたが、標治だけでなく本治法をしっかりやるのが当院の経絡治療の特徴であるから必ずや完治させていただきたい。

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