氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

古典に曰く「衝脈は胞中を纏う」即断即効、奇経鍼法!

【48歳主婦、主訴:朝から頭が痛くてどうしようもありません】

 

聞けば2週間前に娘の引っ越しで東京へ行ってきた。その際に慣れないハイヒールで歩き回った影響だろうか、3日前から左片頭痛が始まってしまったという。

 

座位にて治療。

 

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子午診断

 

片頭痛は胆経―右心経で脉が締まる、が少し甘め。

左肩の凝りは三焦経―右脾経で脉締

 

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奇経診断

 

左外関―左臨泣も左外関―左照海も締まらない。

しかし、なんと左公孫・N―左合谷・Sで脉締!

この段階で痛みは除去された。 

 

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脾虚腎虚証右同側原穴治療

 

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考察

 

あら、婦人科の経絡が絡んでますね。生理はどうですか

「そういえばそろそろです、今日は下腹が少し痛みましたし間もなくです」

奇経の衝脈(公孫)はまさに婦人科の病証がらみを見抜いてしまうのです。なぜなら衝脈は胞中(子宮)を纏っているからです。男性の場合は前立腺生殖器を纏ってますから気を付けましょう。

 

 最後までお読みくださりありがとうございます

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