氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

神経内科のドクターも驚き!

「顎から頭までズキズキと疼き、痛くて食事もできない、どうにかしてください」と飛び込んできた35歳女性。勤務先の病院で痛み止めを処方してもらったが全くよくならず、当院を思い出して来院。

 

<<問診>>

座位にて痛む箇所を訊ねると顔をゆがめながら

1:右こめかみが痛み、奥歯上下をかみ合わせることができない

2:右後頭部から側頭も重たい

3:目の周り、特に目の下、眉、目の奥

4:右肩頸が右へ回らない

 

<<子午診断>>

右胆経の痛みに対して子午拮抗経絡心経の通里にステンレス鍼をあて脉締を診断したが締まらず。結局同側子午となった。痛みは虚痛ということになる。

 

<<治療>> 

同側の通里、太衝、太谿、太淵に対し順番にステンレス0.14をあてていった。

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その都度スーッと痛み・疼きは消えて行って、補い終わる頃にはにこにこ顔になっていた。

 

証は「心虚腎虚証」同側ということになる。頚部・督脈に軽く気鍼をして終了。10分治療である。治れば時間はかける必要がない。

 

2日後、ニコニコ顔でに来院

「あれから嘘のように痛みが取れて、ご飯をいっぱい食べることが出来ました。今日も全く大丈夫です、すごいですねです鍼灸治療は!」とのこと。ただ右に向くと右肩が少し痛む。

 

前回治療の後、勤務先の病院に戻ったが、痛みが取れてニコニコしていたのに病院職員がびっくり。神経内科の医師にいたっては「ほんまか!私も学生自分に鍼で膝を治してもらったことがあるんや、その治療院どこにあるんや!」と言われたという。

 

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