氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

体質改善は焦らずに

【喘鳴・息切れ(慢性気管支喘息)の66歳男性】

 

胸のおくでゼロゼロ音が聞こえ肩で息をしている。20年来の喘息持ちである。治療を始めて3か月「嘘のように体が軽い」と本人は喜んでいるが、多忙になり無理をすると少し息苦しくなる。

 

<<証>> 

心包虚肺腎実証  

お酒が好きで会合があれば過ぎてしまう。心包虚は胃実、つまり飲食過多をあらわし、飲みすぎで肝の虚を現わしている。呼吸器系には痰がたまり肺実、アルコールで血液が濃縮し尿酸結晶の悪露が腎実を呈していることがよく診断できる。

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本治法を的確に行うとその場で喘鳴はなくなるし身体が軽くなるのだ。

 

今は喘息の薬は飲んでいないという。体質が変わっていくのは3か月から2年はかかるが、価値があるからこそ患者は高い実費を払ってでも来院してくれるのだ。

 

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