氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

薬の副作用が疑われる症状

「下腹が痛くて熱が出て身体が重くだるく動けない」と仕事を休んだ55歳 男性。奥さんに強硬に説得されて来院、こんな症状に効くのかと半信半疑の顔。

3日前は微熱があり風邪気味かなと思っていたところ、翌日に熱が上がり始め39度となり、食事ができず身体がだるく重くしんどく、夜は2時間おきに起きてしまったという。

 

微熱が出始めたころから尿の出も悪くなっていたとのこと。2回目の治療でとても楽になり食欲が出てきた。

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<<証>> 

心虚肺腎実証   

 

3回目の治療から証は脾虚腎肝実証に変わった。     

1回目の治療後かかりつけの医師に「感染症ですね」と抗生物質をいただいて飲んだという。1日飲んだが熱が少し下がった程度で気分は変わらなくしんどい。来院時はやや下がって37.5度となったが、全身倦怠感でとにかくしんどいという。   

 

血圧が高めで薬をもらっているが、視力も悪くなり投薬種類が7種類と多すぎの気があり、そのうえ今回2種類追加で計9種類とはいかがなものか。

 

その薬の副作用から諸症状が発症しているのではないか。そう強く疑ってしまう。