氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

38歳不妊治療中の女性の治療例

2月4日(木)に初診

全身むくみ、心包虚肺腎実証 

治療後尿意催し、 患者着のままトイレに直行

今までにない多量な尿が出た。

腎実証の特徴は, 臓器そのものに悪露がたまっていること。

 

明日、移植だという。

 

9日(火)来院

腹気診診断、脾虚腎肝実証

奇経診断 左公孫―左通里  

証が脾虚なのに外関―臨泣ではなく

公孫―通里で脉締を得たことが重要

なぜなら衝脈は胞中に起こると古典で言っている通り

衝脈の主穴の公孫―通里というグループが

脉締するということが補注

すなわち子宮をはじめ婦人科系に関係する症状が

存在するという根拠となる。

今回の患者は5日前に移植を受けていることから

子宮に何らかの変動が起こっていると

確信をもって診断できる。

つまり着床したと思われる。

妊娠成功であろう、6度目の正直だと思う。

命門の脈状も明らかに胃の気が出ていたのだから。

病院での判定日は12日金曜日である。

 

※後日、妊娠が判明いたしました!!

 

 

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