氣鍼医術症例ブログ〜難経69難本治法の実践日記(はてな版)

脉診流「気鍼医術」創始者で臨床40年、福島弘道先生の直弟子である葛野玄庵による症例ブログです

奇経鍼法

子午・奇経連動鍼法(診断)による証立て

古人は治療を始める順序について、男子は左から、女子は右から、病症に対しては健側から、両側の穴を補うのを原則としている。 ところが臨床的に人の身体は、左右・上下・前後・左上右下・右上左下が虚と実に分かれている。子午鍼法では虚の経絡を判定し、奇…

3)片方刺し鍼法―主証・副証「決定法」の発見

ここからが我が気鍼医術の出番である。 例えば「肺虚肝虚証」の場合、主証が左なら副証は必ず反対側の右になるのが「東はり・福島方式」であるが、臨床では本証・副証が左右振り分けにならず「同側」もあることを発見実証したのが「氣鍼医術」なのです。どう…

奇経診断と本治法の連動症例(首の痛み2例)

その1:急患で「なんとか入れてください。首がうずいてまわらんのです。」と玄関先に男性が飛び込んできた。最後の患者を終えて往診に出かけるところだったが、急激な痛みとなると断るわけにはいかない。診ると、1週間にもなるという。今日治るか、今日治る…